この記事では、登録販売者試験の第3章で出題される問題のうち数字でひっかけてくる部分を集めました。第3章は数字が関係する問題が多いので今回は5つ目です。
数字部分は試験の直前に覚えると、頭に残りやすいので、試験が近づいてきたら確認するのがおすすめです。
この記事で扱う範囲は以下の通りです。穴埋めしながら読み進んでいくと理解できるような構成にしています。ぜひ勉強にお役立てください。
・禁煙補助剤
・滋養強壮保健薬
・殺虫剤・忌避剤
・尿糖・尿タンパクの検査
・妊娠検査薬
禁煙補助剤
・禁煙補助剤は、ニコチン置換療法に使用される、ニコチンを有効成分とする医薬品である。噛むことにより口腔内でニコチンが放出され、口腔粘膜から吸収されて循環血液中に移行する咀嚼剤と、1日( )回皮膚に貼付することによりニコチンが皮膚を透過して血中に移行するパッチ製剤がある。
・咀嚼剤は、1度に( )個以上の使用は避ける必要がある。
(ニコチン過剰摂取による副作用のおそれがあるため)
・禁煙補助剤は、ニコチン置換療法に使用される、ニコチンを有効成分とする医薬品である。噛むことにより口腔内でニコチンが放出され、口腔粘膜から吸収されて循環血液中に移行する咀嚼剤と、1日1回皮膚に貼付することによりニコチンが皮膚を透過して血中に移行するパッチ製剤がある。
・咀嚼剤は、1度に2個以上の使用は避ける必要がある。
(ニコチン過剰摂取による副作用のおそれがあるため)
滋養強壮保健薬
・一般用医薬品におけるビタミンAの1日分量は( )国際単位が上限となっているが、妊娠3ヶ月前から妊娠3ヶ月までの間にビタミンAを1日( )国際単位以上摂取し妊娠( )までの間にビタミンAを1日( )国際単位以上摂取した妊婦から生まれた新生児において先天異常の割合が上昇したとの報告がある。
・一般用医薬品におけるビタミンAの1日分量は4000国際単位が上限となっているが、妊娠3ヶ月前から妊娠3ヶ月までの間にビタミンAを1日10000国際単位以上摂取した妊婦から生まれた新生児において先天異常の割合が上昇したとの報告がある。
殺虫剤・忌避剤
・燻蒸処理を行う場合、ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、殺虫効果を示さない。そのため( )週間位後に、もう一度燻蒸処理を行い、孵化した幼虫を駆除する必要がある。
・犬、猫等のペットや観葉植物は部屋の外に出し、小鳥や魚については、燻蒸処理後( )日間部屋に戻さないことが望ましい。カブトムシなどの昆虫類は、( )週間は部屋に持ち込むべきではない。
・ディートについては、外国において動物実験(ラット皮膚塗布試験)で神経毒性が示唆されているため、ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)は、( )未満の乳児への使用を避けることとされている。
また、生後6ヶ月から12歳未満までの小児については、顔面への使用を避け、
1日の使用限度
( )未満:1日1回
( )未満:1日1~3回を守って使用する必要がある。
・燻蒸処理を行う場合、ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、殺虫効果を示さない。そのため3週間位後に、もう一度燻蒸処理を行い、孵化した幼虫を駆除する必要がある。
犬、猫等のペットや観葉植物は部屋の外に出し、小鳥や魚については、燻蒸処理後2,3日間部屋に戻さないことが望ましい。カブトムシなどの昆虫類は、1週間は部屋に持ち込むべきではない。
・ディートについては、外国において動物実験(ラット皮膚塗布試験)で神経毒性が示唆されているため、ディートを含有する忌避剤(医薬品及び医薬部外品)は、生後6ヶ月未満の乳児への使用を避けることとされている。
また、生後6ヶ月から12歳未満までの小児については、顔面への使用を避け、
1日の使用限度
6ヶ月以上2歳未満:1日1回
2歳以上12歳未満:1日1~3回を守って使用する必要がある。
尿糖・尿タンパクの検査
・尿糖検査の場合、食後( )時間等、検査薬の使用方法に従って採尿を行う。尿タンパクの場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある。
尿糖・尿タンパク同時検査の場合、早朝尿(起床直後の尿)を検体とするが、尿糖が検出された場合には、食後の尿について改めて検査して判断する必要がある。
・尿糖検査の場合、食後1~2時間等、検査薬の使用方法に従って採尿を行う。尿タンパクの場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある。
尿糖・尿タンパク同時検査の場合、早朝尿(起床直後の尿)を検体とするが、尿糖が検出された場合には、食後の尿について改めて検査して判断する必要がある。
妊娠検査薬
・妊娠が成立すると、胎児(受精卵)を取り巻く絨毛細胞からヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が分泌され始め、やがて尿中にhCGが検出されるようになる。妊娠検査薬は、尿中のhCGの有無を調べるものであり、通常、実際に妊娠が成立してから( )週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としている。
・一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね( )週目以降の検査が推奨されている。
・妊娠が成立すると、胎児(受精卵)を取り巻く絨毛細胞からヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が分泌され始め、やがて尿中にhCGが検出されるようになる。妊娠検査薬は、尿中のhCGの有無を調べるものであり、通常、実際に妊娠が成立してから4週目前後の尿中hCG濃度を検出感度としている。
・一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。
以上が登録販売者試験第3章の数字のひっかけ問題攻略のポイント5でした。他の章の数字まとめも今後作成していきますので、ぜひ勉強にお役立てください。
試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)(厚生労働省)
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