この記事では、登録販売者試験の第3章で出題される問題のうち数字でひっかけてくる部分を集めました。第3章は数字が関係する問題が多いので今回は2つ目です。
数字部分は試験の直前に覚えると、頭に残りやすいので、試験が近づいてきたら確認するのがおすすめです。
この記事で扱う範囲は以下の通りです。穴埋めしながら読み進んでいくと理解できるような構成にしています。ぜひ勉強にお役立てください。
・鎮咳去痰薬
・胃の薬
・腸の薬
・胃腸鎮痛鎮痙薬
・その他の消化器官用薬
鎮咳去痰薬
・コデインリン酸塩水和物又はジヒドロコデインリン酸塩を含む医薬品については、( )歳未満の小児等への使用を禁忌とする措置がとられた。
・むくみ、心臓病、腎臓病又は高血圧のある人や高齢者では偽アルドステロン症を生じるリスクが高いため、それらの人に
1日最大服用量がグリチルリチン酸として( )mg以上の製品を使用する場合
(1日最大服用量がカンゾウ(原生薬換算)として( )g以上の製品)は、
治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談する等、事前にその適否を十分考慮するとともに、偽アルドステロン症の初期症状に常に留意する等、慎重に使用する必要がある。
また、どのような人が対象であっても、
1日最大服用量がグリチルリチン酸として( )mg以上となる製品
(1日最大服用量がカンゾウ(原生薬換算)として( )g以上の製品)は長期連用を避ける。
なお、医薬品ではグリチルリチン酸としての1日摂取量が( )mgを超えないよう用量が定められている。
・コデインリン酸塩水和物又はジヒドロコデインリン酸塩を含む医薬品については、12歳未満の小児等への使用を禁忌とする措置がとられた。
・むくみ、心臓病、腎臓病又は高血圧のある人や高齢者では偽アルドステロン症を生じるリスクが高いため、それらの人に
1日最大服用量がグリチルリチン酸として40mg以上の製品を使用する場合
(1日最大服用量がカンゾウ(原生薬換算)として1g以上の製品)は、
治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師に相談する等、事前にその適否を十分考慮するとともに、偽アルドステロン症の初期症状に常に留意する等、慎重に使用する必要がある。
また、どのような人が対象であっても、
1日最大服用量がグリチルリチン酸として40mg以上となる製品
(1日最大服用量がカンゾウ(原生薬換算)として1g以上の製品)は長期連用を避ける。
なお、医薬品ではグリチルリチン酸としての1日摂取量が200mgを超えないよう用量が定められている。
胃の薬
・平胃散は体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のあるものの食べすぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適すとされる。急性胃炎に用いる場合には、漫然と長期の使用は避け、( )回使用しても症状の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談がなされるなどの対応が必要である。
・平胃散は体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに吐きけ、食後に腹が鳴って下痢の傾向のあるものの食べすぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適すとされる。急性胃炎に用いる場合には、漫然と長期の使用は避け、5~6回使用しても症状の改善がみられないときは、いったん使用を中止して専門家に相談がなされるなどの対応が必要である。
腸の薬
・次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス等のビスマスを含む成分については、海外において長期連用した場合に精神神経症状(不安、記憶力減退、注意力低下、頭痛等)が現れたとの報告があり、( )以上継続して使用しないこととされている。
・ロペラミド塩酸塩を含む一般用医薬品では、( )歳未満の小児には適用がない。
使用は短期間にとどめ、( )日間使用しても症状の改善がみられない場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。
・腸溶性製剤の場合、胃内でビサコジルが溶け出すおそれがあるため、服用前後( )時間以内は制酸成分を含む胃腸薬の服用や牛乳の摂取を避けることとされている。
・次没食子酸ビスマス、次硝酸ビスマス等のビスマスを含む成分については、海外において長期連用した場合に精神神経症状(不安、記憶力減退、注意力低下、頭痛等)が現れたとの報告があり、1週間以上継続して使用しないこととされている。
・ロペラミド塩酸塩を含む一般用医薬品では、15歳未満の小児には適用がない。
使用は短期間にとどめ、2~3日間使用しても症状の改善がみられない場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。
・腸溶性製剤の場合、胃内でビサコジルが溶け出すおそれがあるため、服用前後1時間以内は制酸成分を含む胃腸薬の服用や牛乳の摂取を避けることとされている。
胃腸鎮痛鎮痙薬
・オキセサゼインについては、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。妊娠中や小児における安全性は確立されておらず、妊婦又は妊娠していると思われる女性、( )歳未満の小児では、使用を避けることとされている。
・オキセサゼインについては、局所麻酔作用のほか、胃液分泌を抑える作用もあるとされ、胃腸鎮痛鎮痙薬と制酸薬の両方の目的で使用される。妊娠中や小児における安全性は確立されておらず、妊婦又は妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児では、使用を避けることとされている。
その他の消化器官用薬
・駆虫薬は腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及ばないため、それらが成虫となった頃にあらためて使用しないと完全に駆除できない。再度駆虫を必要とする場合には、( )以上間隔を置いてから使用することとされている。
・駆虫薬は腸管内に生息する虫体にのみ作用し、虫卵や腸管内以外に潜伏した幼虫(回虫の場合)には駆虫作用が及ばないため、それらが成虫となった頃にあらためて使用しないと完全に駆除できない。再度駆虫を必要とする場合には、1ヵ月以上間隔を置いてから使用することとされている。
以上が登録販売者試験第3章の数字のひっかけ問題攻略のポイント2でした。他の章の数字まとめも今後作成していきますので、ぜひ勉強にお役立てください。
試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)(厚生労働省)
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