この記事では、登録販売者試験の第2章で出題される問題のうち数字でひっかけてくる部分を集めました。
数字部分は試験の直前に覚えると、頭に残りやすいので、試験が近づいてきたら確認するのがおすすめです。
第2章 人体の働きと医薬品の範囲で数字が出てくるのは以下の項目です。
Ⅰ人体の構造と働き
Ⅲ症状からみた主な副作用
人体の構造と働き
消化器系
・消化管は、口腔から肛門まで続く管で、平均的な成人で全長約( )mある。
・胃粘液に含まれる成分は、小腸におけるビタミン( )の吸収にも重要な役割を果たしている。
・小腸は全長( )mの管状の臓器で、十二指腸、空腸、回腸の3部分に分かれる。
・小腸のうち十二指腸に続く部分の、概ね上部( )%が空腸、残り約( )%が回腸であるが、明確な境目はない。
・糞便の成分の大半は水分で、そのほか、はがれ落ちた腸壁上皮細胞の残骸(20%)や腸内細菌の死骸(10~15%)が含まれ、食物の残滓は約( )%に過ぎない。
・消化管は、口腔から肛門まで続く管で、平均的な成人で全長約9mある。
・胃粘液に含まれる成分は、小腸におけるビタミンB12の吸収にも重要な役割を果たしている。
・小腸は全長6~7mの管状の臓器で、十二指腸、空腸、回腸の3部分に分かれる。
・小腸のうち十二指腸に続く部分の、概ね上部40%が空腸、残り約60%が回腸であるが、明確な境目はない。
・糞便の成分の大半は水分で、そのほか、はがれ落ちた腸壁上皮細胞の残骸(20%)や腸内細菌の死骸(10~15%)が含まれ、食物の残滓は約5%に過ぎない。
循環器系・泌尿器系
・血漿は( )%以上が水分からなり、アルブミン、グロブリン等のタンパク質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。
・赤血球は中央部がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約( )%を占め、赤い血色素(ヘモグロビン)を含む。
・好中球は、最も数が多く、白血球の約( )%を占めている。
・リンパ球は、白血球の約( )を占め、血液のほかリンパ液にも分布して循環している。
・単球は、白血球の約( )%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。
・腎臓には、心臓から拍出される血液の( )が流れている。
・血漿は90%以上が水分からなり、アルブミン、グロブリン等のタンパク質のほか、微量の脂質、糖質、電解質を含む。
・赤血球は中央部がくぼんだ円盤状の細胞で、血液全体の約40%を占め、赤い血色素(ヘモグロビン)を含む。
・好中球は、最も数が多く、白血球の約60%を占めている。
・リンパ球は、白血球の約1/3を占め、血液のほかリンパ液にも分布して循環している。
・単球は、白血球の約5%と少ないが最も大きく、強い食作用を持つ。
・腎臓には、心臓から拍出される血液の1/5~1/4が流れている。
感覚器官
眼球を上下左右斜めの各方向に向けるため、( )本の眼筋が眼球側面の強膜につながっている。
眼球を上下左右斜めの各方向に向けるため、6本の眼筋が眼球側面の強膜につながっている。
脳や神経系の働き
脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において、血液の循環量は心拍出量の
約( )%、酸素の消費量は全身の約( )%、ブドウ糖の消費量は全身の約( )%と多い。
脳における細胞同士の複雑かつ活発な働きのため、脳において、血液の循環量は心拍出量の
約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約25%と多い。
症状からみた主な副作用
・皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態で、最初に報告をした二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群( SJS )とも呼ばれる。
発生頻度は、人口100万人当たり年間( )人と報告されている。
・中毒性表皮壊死融解症は、38℃以上の高熱を伴って広範囲の皮膚に発赤が生じ、全身の( )%以上に火傷様の水疱、皮膚の剥離、びらん等が認められ、かつ、口唇の発赤・びらん、眼の充血等の症状を伴う病態で、 最初に報告をした医師の名前にちなんでライエル 症候群とも呼ばれる。
発生頻度は、人口100万人当たり年間( )人と報告されている。
・皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症は、いずれも原因医薬品の使用開始後( )週間以内に発症することが多いが、( )以上経ってから起こることもある。
・皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態で、最初に報告をした二人の医師の名前にちなんでスティーブンス・ジョンソン症候群( SJS )とも呼ばれる。
発生頻度は、人口100万人当たり年間1~6人と報告されている。
・中毒性表皮壊死融解症は、38℃以上の高熱を伴って広範囲の皮膚に発赤が生じ、全身の10%以上に火傷様の水疱、皮膚の剥離、びらん等が認められ、かつ、口唇の発赤・びらん、眼の充血等の症状を伴う病態で、 最初に報告をした医師の名前にちなんでライエル 症候群とも呼ばれる。
発生頻度は、人口100万人当たり年間0.4~1.2人と報告されている。
・皮膚粘膜眼症候群と中毒性表皮壊死融解症は、いずれも原因医薬品の使用開始後2週間以内に発症することが多いが、1ヶ月以上経ってから起こることもある。
以上が登録販売者試験第2章の数字のひっかけ問題攻略のポイントでした。他の章の数字まとめも今後作成していきますので、ぜひ勉強にお役立てください。
試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)(厚生労働省)
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