この記事では、登録販売者試験の合格に向けて必須である、勉強を習慣化する方法について詳しく解説していきます。
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「勉強を習慣化する」と聞くと、精神力や忍耐力のことを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
でも実際には、精神力や忍耐力よりも重要なことがあります。それは勉強をしやすい環境を作ることです。
環境が整っていないのに、努力でなんとか勉強するのを続けようとして、失敗してしまうことがあります。そんなときは、なんて自分はダメなんだと考えてしまいがちです。
そのように自分を責めてしまう人のうち、勉強する環境づくりに力を入れている人は意外と少ないです。
今回は主に環境面について記載していきます。
①おもしろくないことをゲーム化
試験範囲には勉強していても、面白くない部分が多く存在します。実務や生活に役立つならともかく、こんなこと覚えて何の役に立つの?と思うことがあります。
そういう部分におすすめの方法
・時間を測って、タイムアタック形式でやってみる
・試験範囲をパズルに見立てて、勉強を進めること=パズルを完成させることを見方を変えてみる
・RPGなどで、レアなアイテムを手に入れたり、強い呪文を覚えるための鍛錬と思ってみる
共通するのは視点をずらすということです。
疲れているときに、医薬品の成分を覚えるのは大変なことです。成分を覚えるときは、強い呪文を覚える鍛錬と思うのがよいです。
過去問を解くときは、タイムアタックがおすすめです。
②段取りを減らす
勉強を始めるまでの工程を減らすのが重要です。段取りが多ければ多いほど、始めるのが大変になってしまいます。
具体的な段取りの減らし方
・テキストと問題集は定位置に置いておく(探す時間を無くす)
・筆記用具の場所も固定しておく
・事前にタイマーなどを設定して、勉強する部屋の温度を快適な状態にしておく
・やる気になる曲を決めて、流す(曲を聴いたらすぐ始めるように体に擦り込む)
③記録をつける
記録をつけることのメリット以下の通りです。
・記録をつけることで振り返った時に、自信につながる。
・気持ちが折れそうなときに見て、モチベーションを維持させる。
④やることをSNSで宣言する
不特定多数の人に宣言することで、一度言ったからには断念するわけにいかないという状況をつくれます。
あえて誰にも言わずに、受かった時に周りに言うのを楽しみに勉強するのもありです。「いつ勉強してたの?」と驚かれるのは、嬉しかったりします。
⑤やるべきことを決めておく
こちらは1日のスケジュール管理についてです。朝起きてから今日はどの範囲を勉強しようかと考えよりも、寝る前に、次の日に勉強する範囲を決めておくのがよいです。
人間は朝起きてからいろいろな選択をします。朝ごはん何食べよう?から始まって、そろそろ寝ようとなるまでにかなりの選択をします。
選択することは疲れることなので、前日の夜寝る前に、次の日に何をするのか、最低限やることリストをつくるのがおすすめです。
やることリストは頭の中で考えるだけではなく、紙に書いておくのがさらに良いです。その方が、実行しやすくなります。
⑥習慣になるまでご褒美を作る
習慣化するのは環境が大事と冒頭で書きましたが、実際に習慣化するのは簡単なことではありません。
そのハードルを少しでも下げるために、自分へのご褒美を設けることで、習慣化しやすくなります。
週末にケーキを買うとか、ちょっと高いお酒を飲むとか、ちょっとしたことで良いので、ご褒美を設定してみましょう!
⑦やることを絞る
特に勉強し始めた頃に多いですが、試験範囲を勉強していくと、あれも覚えなきゃ、これも覚えなきゃと、覚えなければならないことが次々と出てきます。
多くの情報が出てきてしまうと、どれからやって良いかわからなくなってしまうことがあります。
そんなときは、1つ1つゆっくり進んでいきましょう。今日はこの範囲に絞るという風に一気にいろいろこなそうとせず、着実に進んでいくのが、結果的に近道です。
⑧目標から目をそらさない
試験勉強をしていると、「もし落ちたらどうしよう」などと、不安が出てくるものです。不安によってモチベーションが下がることもあります。
不安に思ってしまうのは仕方がないことです。でも、不安によって、行動を制限されてしまうのはもったいないです。
自分は何のために勉強しているのか→試験に受かるため。
というシンプルなことのみに焦点を当てて、進んでいくのがよいです。そのように思って勉強を進めて行くと、いつの間にか、こんなに勉強していて他に誰が受かるのかと開き直れるときがきます。
どうしても、不安で仕方なくなったときの対処として私が行っているのは、ひたすら紙に不安なことを書きまくることです。紙に書いてしまうと、目に見える状態になるので、意外となんとかなりそうと思えます。ぜひお試しください。
⑨臨界点に達するまでチャレンジし続ける
登録販売者試験の勉強を続けていくと、最初は覚えられる気がしないのですが、ある時から一気に理解が進むときがきます。私は臨界点と呼んでいます。
この臨界点を突破できるかが、試験の合否を分けるといっても過言ではないです。この臨界点を突破すると、過去問を解いたときに、正答率が一気に上がってきます。そうすると勉強をするのが苦ではなくなってきます。
⑩自分に合った方法を見つける
3つの脳のタイプというのをご存じでしょうか?
●視覚優位は、図や映像で物事を理解するのが得意
●聴感覚優位は、文字で理解するのが得意
●体感覚優位は、物事をイメージで理解したり、動作と関連付けて理解するのが得意
というものです。今までの勉強を振り返ってみて、どの方法で勉強をするのが得意だったかを思い出してみましょう。自分にあった方法で勉強をするのがおすすめです!
以上が登録販売者試験の合格に必須の勉強の習慣化についての解説でした。ぜひ、勉強にご活用ください!
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