この記事では、登録販売者試験の勉強を始めてから合格するまでの、点数の伸び方を詳しく解説します。あくまで私の見解ですので、当てはまらない場合もありますので、ご了承ください。
勉強をしていて、このままで受かるのだろうかと不安になることがあります。そんなときは、この記事で出てくるグラフを思い出してみてください。
合格までにどのような流れで点数が伸びていくのかがわかれば、挫折しそうになったときに踏ん張りがききます!
以下の流れで説明します。
・登録販売者試験における成績の伸び方
・各章ごとの成績の伸び方の違い
・臨界点を突破をするまで進みましょう!
登録販売者試験における成績の伸び方
成績の伸び方について質問です。
問題:
登録販売者試験において、勉強量と成績の関係はどちらになるでしょうか?

答えはどっちもあるです。どちらと聞いておきながらすみません。
登録販売者試験で挫折してしまうのは、右のグラフのようなことが起きるからだと私は考えています。勉強をしていても成績が上がらないのはつらいですよね。
もう少し詳しくお伝えすると、成績の伸び方は章ごとに異なります。次のテーマで深堀りしていきます。
各章ごとの成績の伸び方の違い
以下が各章で学ぶ内容です。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識
第2章 人体の働きと医薬品
第3章 主な医薬品とその作用
第4章 薬事関係法規・制度
第5章 医薬品の適正使用・安全対策
第1章と第4章
グラフのように、勉強し、理解度が上がっていくと成績が伸びていきます。
第4章は法律関係を初めて学ぶ場合は、成績の伸び方が第1章よりもゆっくりになりますが、おおむね直線で上がっていきます。
そのため、覚える部分もありますが、テキストの読んで理解が進んでいけば、点数が伸びてきます。

第2章と第3章
グラフのように、勉強していても成績が伸びない期間が存在します。さらに第3章は第2章よりも成績が伸びない期間が長いため、多くの方が挫折してしまいます。

このようなグラフになるのは、暗記が多いためです。テキストを読んで内容は理解できても、暗記ができていないと成績が伸びないのです。勉強し始めたときは、初めて聞く用語が多いので、暗記をするのは容易ではないです。
近道としては、早い段階から過去問を解くことです。どのような部分をひっかけてくるのかがわかれば、暗記しないといけない部分が明確になります。
第3章の方が、成績が伸びない期間が長いと書きましたが、なぜでしょうか?
それは、
・範囲がとても広い
・難しい部分ばかり試験に出るから
です。
第3章は主に、病気の知識と薬の有効成分の知識を学びます。
病気の知識が土台にあって初めて、薬の成分を理解できます。そして、試験に出題されるのは、多くが薬の成分の問題です。それもややこしい部分ばかりが問われます。
そのため、病気の知識を勉強している段階では、点数は全然伸びません。ここがつらいのです。
それでも勉強をコツコツと続けていくと、あるとき急に問題が解けるようになります。そうなるともう受かったも同然です。それまではあの手この手で勉強を続けていく必要があります。
では第5章はどうでしょうか??
第5章は理解すれば点数が伸びる部分と、暗記しないと点数が伸びない部分が混じっています。
そのため、2つのグラフを混ぜたような成績の伸び方をします。

臨界点を突破をするまで進みましょう!
全体の成績の伸び方をグラフにしました。
赤い丸を付けた部分(私は勝手に臨界点と呼んでいます)を突破できるかどうかが、合否を分けるポイントです。
登録販売者試験にチャレンジする方は、この臨界点を突破するまで、勉強を続けていただきたいです。

以上が登録販売者試験の合格までの成績推移でした。勉強していて挫折しそうになったときは、この内容を思い出して、自分が合格するイメージをしてみてください。
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