このシリーズでは第3章の様々な範囲で出題されるビタミン成分のマスターを目指します。
ビタミン成分は種類が多く、さらに1つのビタミンに複数の作用があるため、苦労する部分です。
多くのテキストでは、ビタミン成分が複数の範囲に分かれて記載されているため、まとめて勉強する機会があまりありません。
時間が限られている中で、自分でまとめをつくる時間はもったいないので、こちらの記事をご覧ください。
今回はまとめ①です。以下の内容を記載しています。基礎的な部分ですが、覚えていないと解けない問題が出題されますので、しっかりと頭に入れましょう。ビタミンの作用については次の記事で記載しています。
●目次
1.ビタミンの配合目的
2.ビタミンの種類と別名
1.ビタミンの配合目的
ここではビタミンの配合目的をまとめます。試験では各ビタミンの作用以外に、配合目的が問われることがあります。
ビタミンの配合目的は、あまり知られていないですが、実は範囲ごとに異なります。
ただ単にビタミンを補給するというものではないため、対策をしておかないと正誤の判断を誤ります。
ビタミンは主に以下の範囲で出題され、それぞれの範囲での配合目的は表にまとめました。
●かぜ薬
●解熱鎮痛薬
●眠気を防ぐ薬
●鎮暈薬
●貧血用薬
●痔の薬
●婦人薬
●内服アレルギー用薬
●歯や口中に用いる薬
紛らわしい部分は穴埋め問題を作ったので解きながらマスターしてください。
問題①
眠気を防ぐ薬、鎮暈薬、貧血用薬は穴埋めにしていますので、チャレンジしてみてください。
問題①の答え
問題②
痔の薬、歯や口中に用いる薬の部分を穴埋めにしているのでチャレンジしてみてください。
問題②の答え
2.ビタミンの種類と別名
ビタミンには別名があります。たとえばビタミンAの場合、レチノール酢酸エステルと出題されることがあります。どちらの名前で出題されても、わかるように準備をする必要があります。
ビタミン名 | 配合成分 |
ビタミンA | レチノール酢酸エステル、レチノールパルミチン酸エステル、ビタミンA油、肝油 |
ビタミンD | エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール |
ビタミンE | トコフェロール、トコフェロールコハク酸エステル、トコフェ ロール酢酸エステル |
ビタミンB1 | チアミン塩化物塩酸塩、チアミン硝化物、ビスチアミン硝酸塩、 チアミンジスルフィド、フルスルチアミン塩酸塩、ビスイブチアミン |
ビタミンB2 | リボフラビン酪酸エステル、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、 リボフラビンリン酸エステルナトリウム |
ビタミンB6 | ピリドキシン塩酸塩、ピリドキサールリン酸エステル |
ビタミンB12 | シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン塩酸塩 |
ビタミンC | アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カルシウム |
以上が、ビタミンのまとめ①です。この記事では、ビタミンの配合目的や別名などの基礎知識について解説しました。次の記事でビタミンの作用を説明していきます。ぜひ勉強にお役立てください。
試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)(厚生労働省)
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