この記事では、登録販売者試験に合格するうえで絶対にしていけない心構えについて詳しく解説していきます。
これから登録販売者試験の勉強を始める方はもちろん、すでにやってはいけないことをやってしまっている方に対してもその対策を記載します。
今回の内容は試験範囲のうち特に、
●第2章 事態の働きと医薬品
●第3章 主な医薬品とその作用
を勉強するときに気を付けなくてはいけません!
早速ですが、結論です。それは
「流石にこんなに難しい問題はでないと決めつける」
ことです!
これはどういうことかというと、、、
人体の仕組みや、薬の効くメカニズムを勉強したときに、最初はとても内容が難しく感じることがあります。
それもそのはずで、どちらも大学の薬学部で勉強するような内容のため、難易度が高く、文章で読んでも理解しづらい部分が多くあります。
そうなると、どうしてもこんなに難しいことは覚えられないし、きっとここまで難しい問題は出ないだろうと思いたくなります。
このように考えると、テキストに載っていることを本気で覚えようとしなくなってしまいます。
でも実際にはその問題が出題されます
つまり、こんな難しい問題は出ないと思うこと=合否を分けることに繋がってしまうということです。
心構えだけでそんなに変わるのか
心構えだけでそんなに結果に差が出るのかと疑問に思う方もいると思うので、その部分をもう少し解説します。
こんな問題は出ないと思うと、自然と自分の理解できる部分だけを勉強するようになります。しかし、登録販売者試験では、かなり細かい部分の理解を問う問題が出題されます。さらに、細かい部分がわからないと点数が取れないような出題のされ方なので、過去問を解いていてもなかなか点数が伸びていきません。
過去問を解いても、点数が取れないと、勉強のモチベーションを維持するのが大変になります。
その結果勉強が継続できなくなってしまうのです。
毎年、試験の申し込みはしたけど勉強が足りずに落ちてしまう人が多くいます。せっかく登録販売者になろうと勉強を開始したのであれば、合格していただきたいので、最初の心構えが重要なのです。
さらにもう1つ重要な側面があります。
一度思い込むと覆すのが大変
仕事などで、「誤った情報を信じている人を説得」したことはありますか?
経験のある人ならおわかりいただけけると思いますが、骨が折れます。どれだけ論理的に説明してもなかなか納得してくれません。できることなら、そのまま放置したくなります。
その大変な説得を自分に対して行わないといけなくなるのです。
1度、こんな問題は出ないと思い込むと、気持ちを切り替えて全部の問題を解けるようにしようと思うのは口では簡単に言えますが、実際にやるのは大変です。
ただでさえ、試験範囲が広くて勉強が大変なのに、さらに自分の思い込みを無くすのは大変すぎます。
こういった理由で、絶対にやってはいけないことなのです。
対策は??
対策は単純です。テキストに載っている範囲が漏れなく試験に出ると思って勉強するだけです。
ただし、テキストを一語一句覚えるのは大変なので、過去問を活用しましょう。受験者の中にはテキストを1周読んでから過去問を解く人がいますが、1つの単元ごとに過去問を解いて、どのような問題が出題されるのかを確認しながら勉強を進めるのが近道です。
またTwitterなどで、同じ年度に受験する人をフォローして意見交換をするというのもありです。
私の過去の経験も交えてYouTubeで発信しているので、ぜひこちらもご覧ください。
以上が登録販売者試験の勉強で絶対にやってはいけないことについての解説でした。引き続き登録販売者試験を受験される方に向けて発信していきますので、よろしくお願いいたします。
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